ユニの親代わりは、なぜ老賢者“たち”なのか?

 こんにちは、牧瀬ゆかりです。今回のテーマはRe:Dive世界にいるプレイヤーたちの親についてです。

0️⃣ ユニの親代わりとは、、、

f:id:crith999:20230615132345j:image ユニは親代わりとして二つ挙げている。

・老賢者たち

・膨大な蔵書

 “膨大な蔵書”とは、ユニが幼い頃から読書家で、それらが人格形成に大きな影響を与えたという意味だろう。そして、生活面は老賢者“たち”が養っていたということが分かる。

 さて、親代わりはなぜ複数いるのでしょうか?

 この状況をどう解釈すれば良いのかを考えるため、Re:Dive世界における「親」とは何かを考えていきます。

1️⃣ 「親と一緒にゲームする?」

 ↑この質問が手っ取り早いと思います。

 プレイヤーの親の大多数が『レジェンド・オブ・アストルム』をプレイしていなかったと思います。プレイしていなければ、『ミネルヴァの懲役』に巻き込まれることもなく、Re:Dive世界に居ないはずなのですが、、、

 例えば、アヤネ、サレン、レイ、マツリ、アキノなど親の存在が確認されています。それでは、この親たちは何者なのでしょうか?

プレイヤー&親未プレイ〔VRゲーム〕

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『ミネルヴァの懲役』

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プレイヤー&親〔Re:Dive世界〕

 時系列としてはこうなり、『ミネルヴァの懲役』によってプレイヤーの親が世界に現れたと考察しています。前回のブログと同様に『ミネルヴァの懲役』現実参照説を元に考えていきます。

『ミネルヴァの懲役』現実参照説とは

プレイヤー達にVRゲーム世界を現実だと誤認させるために、足りていない必要な情報を現実から多く集めたという説

 プレイヤーにVRゲーム世界を現実だと誤認させるために必要な事柄の一つが“”です。親が居なければ、自分はどのようにしてこの世界に誕生したのか不明となり、この世界に疑義が生じます。

 よって、ゲーム世界はプレイヤーの親の情報を集め、行動AIを作り、プレイヤーの種族と同じNPCにそのAIを搭載して、プレイヤーの親として行動させていた。

 つまり、プレイヤーの親の多くが世界によって作られたNPCと考察しています。(ここで“多く”としたのは、中には『レジェンド・オブ・アストルム』を親子でプレイしていた事例もあると思うので“全て”とは断言出来ません。)

 

 ゲーム世界による親NPCの作成は完璧だったわけではありません。インターネット空間に存在している親の情報量によって行動AIの精度に差が生まれたでしょう。

 アヤネは両親を『つくりもの』みたいに感じるという理由で家を出てサレンディア救護院に保護されています。f:id:crith999:20230616101554j:image これがNPCの一つの根拠になります。

2️⃣ なぜ親代わりが三人?

 現実のユニの親については↓

f:id:crith999:20230620161107j:image を見て欲しい。

 ユニが祖父に対して「親フラ」という単語を使い、この後の会話で祖父もユニに対して「親心」という単語を使う。ユニの実父母については不明だが、祖父が親代わりをしている事が分かる。

 4話現実パートに出てくる祖父とf:id:crith999:20230620162043j:image 2話に登場する“本質の賢者”は似ている印象を受けるので、ユニ祖父の情報を集めて作られたNPCだと推測される。実親ではなく祖父だったので、NPCも親ではなく親代わりという設定になったのだろう。

 それでは、f:id:crith999:20230620162545j:image同じく2話で登場し育ての親と称するこの二人は何なのだろうか?ゲーム世界は何を参照してこのNPCを作ったのだろうか?

 通常ユニキャラスト4話の現実パートで、ユニの祖父が学者であり、学校の課題になる本の作家とある。騎士君の読んでいた本は本名で出版した学者としての本業の物なのだろう。

 作家は出版物のジャンルなど、何かの理由でペンネームを使い分けることがあると聞く。つまり、この二人は祖父が別名義で活動していた情報を元に作られたNPCと考察しています。

 その別名義は反骨精神にあふれていたり、若い頃(悠久の昔)から使っていたりしたペンネームかもしれないと妄想しています。

 

 ここまで読んでいただきありがとうございました。Re:Dive世界の親はなぜ存在しているのか(親NPC説)を元にして、ユニの親代わりが複数いるのはペンネームによる別名義の活動をしているからという解釈の記事でした。

 今回の内容に関係有無問わずストーリーについてのコメントをお待ちしております。

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 それでは次の考察妄想もよろしくお願いします、さようなら。