こんにちは、牧瀬ゆかりです。今回はアメス様のキャラストーリーからの考察妄想です。
1️⃣ ナレーションは嘘つかない...はず
これはアメス様キャラスト1話冒頭のナレーションです。注目するのは『ソルの塔の頂上を“目指していた”』という部分です。
「頂上を目指していた妖精フィオ」ということは、この妖精フィオは頂上に辿り着いていないから“目指していた”という表現になっていると読み取れます。このソルの塔の頂上に辿り着いていないというのは非常に重要な事実です。
考察する上でキャラクターの
セリフは“嘘”や“思い込み”、モノローグも“思い込み”の可能性を吟味し、事実かどうかを判断する必要がある。
しかし、ナレーションにはそういったものはなく、基本的に事実と考えられます。
2️⃣ 前作のフィオなの?
フィオがソルの塔で目覚める所からストーリーが始まります。
「覇瞳皇帝の前に飛び出して……それで……」とモノローグがあります。ここから、前に飛び出した後に意識が途切れたと推測できます。
前作12章エリア4(ユイルート)の事を思い出された方も多いでしょう。⬇️画像がその流れです。 フィオは覇瞳皇帝の攻撃を受け消えてしまいます。その隙に、騎士君は覇瞳皇帝に致命的な攻撃をして勝利します。
さらに、フィオという妖精が消えた事でミネルヴァの管理権限奪還プログラムが発動して事態の収拾を図ります。
つまり、前作12章エリア4(ユイルート)で消えたフィオが復活してアメス様になると考えたくなるのですが、それだと他の所で辻褄が合いません。
フィオが消えたことは、結果的に覇瞳皇帝戦の勝利とミネルヴァの正常化に繋がります。この状況で、いわゆる『ミネルヴァの懲役』が起きたとは考えられません。
『ミネルヴァの懲役』が起こらなければ、Re:Diveへとストーリーが続きません。
前作12章エリア4(ユイルート)のフィオ ➡️ アメス様 と解釈すると前作と今作が繋がらないのです。
それでは「覇瞳皇帝の前に飛び出して……それで……」のモノローグはいつの事を指しているのでしょうか? その疑問は1️⃣の内容を考慮すると解決します。
3️⃣ ソルの塔の頂上はどこ?
1️⃣で“このキャラストの妖精フィオはソルの塔の頂上に辿り着いていない”ということを示しましたが、ソルの塔の頂上とはどこなのでしょうか?
⬆️の二つは前作の画像で、左が11章,右が12章のものです。11章のナレーションは『ソルの塔の頂上を目指し』から始まり、12章のナレーションには『遂にソルの塔の頂上へと辿り着いた。』とあります。
つまり、ソルの塔の頂上は12章の場所だと分かります。11章と12章の場所は見るからに背景が違います。
このキャラストの妖精フィオは12章の場所に辿り着いていないということは、前作12章で騎士君を庇って消えたフィオと違うことが分かります。
4️⃣ 2回あった?覇瞳皇帝最終決戦
前作で騎士君を庇ったフィオとキャラストの妖精フィオが違うなら、「覇瞳皇帝の前に飛び出して……それで……」のモノローグは何のこと?となります。
そのモノローグに対応しているのが今作メインストーリー2部14章でヒヨリがアメス様を助けようとしている時の回想にあります。 モノローグ通り覇瞳皇帝の前に飛び出し、攻撃を受けています。フィオは小さな妖精なので耐えきれず消えてしまったと容易に想像できます。
この回想はいつのものなのでしょうか?私は序章の覇瞳皇帝戦だと考えています。⬇️序章より2枚の画像 ヒヨリの回想の騎士君、ヒヨリ、ユイ、レイの位置関係と似ているように見えませんか。
そしてこの序章の背景は前作11章の背景とよく似ていますし、前作11章はソルの塔の頂上ではありません。
つまり、序章の覇瞳皇帝戦で妖精フィオは“覇瞳皇帝の前に飛び出し”騎士君たちを庇って消えてしまい、気が付いたのがアメス様キャラストーリー1話冒頭という結論になります。
⬇️画像は私の考察している時系列になります。赤枠が前作の覇瞳皇帝戦、青枠が序章の覇瞳皇帝戦で、やはり覇瞳皇帝戦は2回あったことになります。 ところで、前作12章でフィオが消えたことにより管理権限奪還プログラムが発動し、ミネルヴァが正常化します。ストーリーがご都合的だとまでは言いませんが、対策が的確過ぎると感じていました。
青枠の覇瞳皇帝戦で騎士君たちを庇い消えていったフィオのことをミネルヴァが一度見ていたので、消えたことにより発動するプログラムを準備できた可能性を考えています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。アメス様キャラストーリー1話の最初の部分だけでしたが、長文の考察妄想になってしまいました。これまで考察していた時系列を補完する内容で満足しています。
また、アメス様になったフィオのルーツが青枠覇瞳皇帝にあることが分かったのも収穫でした。
今回の内容に関係有無問わずストーリーについてのコメントをお待ちしております。
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それでは次の考察妄想もよろしくお願いします、さようなら。