こんにちは、牧瀬ゆかりです。
今回はアニメ版プリコネに大きく関係していたことが明かされた、こちらの分岐における下の選択肢〔目を伏せる。〕についてです。ちなみに、1部15章4話で騎士君は瀕死になり、5話は一時的にアメス様のいる夢の世界に精神だけ避難している状況です。
どう関係していたのかといえば、ゲーム内は騎士君が［上の選択肢］を選ぶ事が前提となったストーリーに対して、アニメは［下の選択肢］を選んだ後のストーリーを描いているからです。
［下の選択肢］を選ぶと、最初のコッコロとの出会いに戻ってしまう（ループ発生の）ため、バッドエンドの一種だと思っていたのですが、アニメ版はその後の騎士君たちの冒険を描いています。
それでは騎士君が〔目を伏せる。〕ことによってなぜループが発生するのでしょうか？それについて考察していきます。
1️⃣ ループ発生の仕組み
Re:Dive世界は『草野優衣ちゃんの願いが叶った世界』とあります。その願いが一時的なもの（例えば、100万ジュエルください）ならば、それを実行して終わりです。
しかし、願いが継続的なもの（例えば、バトルアリーナ順位をずっと一桁にしてください）ならば、その願いに終わりはなく継続的に叶え続ける必要があります。
もしも、その継続的な願いが途絶えたらどうなるでしょうか？願いが叶っていない世界になってしまったら、、、そう、もう一度やり直せば良いのです。
願いが叶っていない世界に介入するより、やり直して願いが叶う乱数を引き続ければ良いのです。このやり直しがループだと考えています。
2️⃣ 草野優衣の願いとは
草野優衣の願いは前作に二つ描かれています。
まず一つ目はこちらです。“みんな”がどこまでの範囲を含むのかは分かりませんが、その内の誰かが欠けたらこの願いは叶っていない状態になります。
ユイの言う“みんな”に騎士君が含まれていないはずがなく、瀕死の騎士君が命を落としてしまうと、願いが叶っていない状態になるのでループ発生と考えることができます。
次に二つ目の願いはこちらです。上のセリフ『騎士クンが傷つく姿は、もう見たくないの！』とありますが、ユイが瀕死の騎士君を見ただけでループは発生していません。つまり、ミネルヴァはこの部分を願いとは認識せず、叶えていないことになり、
ミネルヴァは下のセリフを願いと認識して叶えたと考えることができます。下のセリフを要約すれば〈騎士君が幸せではない世界の否定〉です。
一つ目の願いと同様に、騎士君が夢の世界から戻らず命を落としてしまうとループ発生と考えることができます。
ここまでが、2部12章を読むまでの目伏せループに関する考察です。別に2部12章にこの考察を否定する情報があった訳ではありませんが、より有力な説が生まれました。
3️⃣ 騎士君の願いとは
「少年かユイちゃんが『願いを叶えられなくなる』」とあります。
ラビリスタの言う少年は騎士君のことなので、騎士君は願いを叶えたことがあり、その願いは叶えられなくなる可能性のある継続的な願いだと分かります。
こちらが前作の騎士君の願いです。上のセリフで騎士君は理想を語り、下のセリフでそんな未来に向かう僕たちのことをミネルヴァに見守ってて欲しいという継続的な願い伝えています。
この願いが叶えられなくなるとはどういう状態なのでしょうか？
騎士君が命を落とす前に目を伏せ、この世の中を諦め、未来に向かうことが無くなったので、ミネルヴァは見守る対象が無くなり、願いが叶わなくなってしまったのでループが発生したと考えています。
騎士君の諦めを〔目を伏せる。〕の選択肢にしたのは、ミネルヴァの〔見守り〕に対比した表現にする意図があるのかもと妄想しています。
4️⃣ 前作と今作の関係は？
今のところ、騎士君の目伏せループが“ユイの願い”or“騎士君の願い”のどちらを起因としているのかを断言する事は出来ません。
ですが、騎士君の諦めを〔目を伏せる。〕とした言葉のチョイスが気に入ったので、騎士君願い起因説を唱えることにしました。
そして、前作と今作の関係においてはどちらが起因しているのかは重要だとは思っていません。
しかし、このラビリスタのセリフは見逃せません。この発言が真実ならば、騎士君が願いを叶えたことになり、それは前作ストーリーがエンディングまであった後に、Re:Diveストーリーが展開されていることを意味します。
前作最後の覇瞳皇帝戦に敗北したifルートの続きがRe:Diveストーリーだという説とラビリスタのセリフは矛盾するように感じます。
敗北したifルートでも騎士君が願いを叶えている可能性を考えましたが、そもそもミネルヴァが騎士君の願いを聞き入れた理由がこちらです。
騎士君がパートナーを正しく塔の頂上へと導いたので、ミネルヴァは願いを聞き入れてくれるのです。最後に敗れて正しく導いたと言えるのか、騎士君はどのタイミングで願いを叶えてもらったのか。敗北ifルート説では上手く説明する事が出来ません。
という訳で↑画像のような前作『アストルム』2周目説を押していきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。ラビリスタのセリフから目伏せループの仕組みとその言葉のセンス、また敗北ifルート説の矛盾についての考察でした。
今回の内容に関係有無問わずストーリーについてのコメントをお待ちしております。
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それでは次の考察妄想もよろしくお願いします、さようなら。
↑の画像はラビリスタが寝ている騎士君を治療しようとした場面です。原因などの解析ができず、治療を行うこともできませんでした。
特にイベントのボスとなったこの騎士君の力の源泉は七冠だった頃の
↑の画像は騎士君たちが閉じ込められた世界の“かすみ”にランドソルについて尋ねた場面で、かすみが違和感を覚えています。
カヤは王宮ギルドの有無・地形の変更といったRe:Dive世界に矛盾した情報を持っていますが、「認識阻害」を受けていません。しかし、カヤも他のキャラと同じく現実の記憶を保持していないので、現実に対する「認識阻害」は作用するものと考えられます。
このイベントストーリーは騎士君の成長を超えた力が育ち始めたことにより、世界から異常データと認識される前に騎士君を夢の世界へ隔離した所から始まった。
↑がユイの願いです。騎士君が幸せじゃない世界はいらないとありますが、これは
前編4話の最後のナレーションに挟まれた？？？のセリフは
次にこちらの場面です。
“ダメ”と言ったのがアメス様なら、その時に騎士君が強化能力を使えることを知っているはずです。
フィオの魂がプロトタイプ『ガイド妖精』の
↑が私の考えている時系列です。
この世界は現実のように見えましたが、
クリス
こちらはユイの願いです。背景が明るくボロボロになっていないので、序章前編の覇瞳皇帝戦より前だと思われます。
騎士君がユイを庇う場面で序章前編は終わります。覇瞳皇帝の強烈な攻撃で騎士君はダメージを受けたでしょう。
優衣に“
前作の晶のセリフより
そして、その成長とは年齢によるものと思われます。
Re:Dive序章前編の覇瞳皇帝戦で「願いを叶える途中だったユイ｣が居なくなったので、｢代わりに生み出されたのがエリス様｣とミソラが説明しています。
作中で明らかにされていませんが、途方も無い回数のループが発生していると思われます。この気が遠くなるぐらい長い時間の年齢を重ねたら、
↑が私の考えている時系列になります。
『恋のキューピット』とは他人の恋愛を手助けする人のことを指すので、ミソラの願いは誰かの恋愛の成就と分かります。この“誰か”の最有力候補は
ここから感情も無く、ただルール通りに作動するプログラムのような存在だと思っていました。しかし、ミソラがエリス様の恋愛を成就させたいということは、エリス様にも恋心、つまり感情があることになります。ここから、エリス様にユイの魂の欠片が含まれていると考察を変更しました。
2部4章4話のミソラとの会話選択肢を1回目は上、2回目は下を選ぶとミソラのこのセリフが聞けます。この
これに関しては手掛かりになるものが何も有りませんが、エリス様にユイの魂の欠片が含まれていることを前提とするならば、騎士君はそれを感じとったのではないでしょうか。
憶測になりますがPもミソラとは別の存在と考えると、残りはエリス様しか居ません。