ユイの願いはRe:Dive世界の根源なのか?

    前回はユイの願いの内容を妄想しました。

  • 無印以前の「レジェンドオブアストルム」で騎士君は致命傷を負った。
  • 騎士君を救うためにユイはミネルヴァに『騎士君が「レジェンドオブアストルム」をしなかったことにして欲しい』と願った。
  • 模索路晶はその願いの実現から逃げていた。

    妄想した要点は上の三つです。妄想した経緯など詳しくは前回[ユイの願いの内容とは? - プリコネ考察?妄想?倉庫]をご覧ください。

    今回はこのユイの願いがf:id:crith999:20191219214323j:imageムイミの言っている事と合致するのかを考えていきます。

    まず、騎士君が「レジェンドオブアストルム」をしていなかっただけで、人々が地獄に叩き込まれるとは考えられません。つまり、ユイの願いの内容だけが問題だったのではなく、その状況に問題があったと推察されます。

    その状況の参考になるのが無印の12章です。f:id:crith999:20191219220641j:image(中略)
f:id:crith999:20191219220636j:image(無印12章エリア1より)

    上の画像は千里真那(覇瞳皇帝)がミネルヴァに言った願いの内容です。自分の思うままにできる新世界が欲しかったようですが、心の奥底から願っていないという理由で却下されてしまいます。絶対的な自信を持っている千里真那の願いに迷いがあるとは不思議でしたが、この願いでは自分の欲求を満たせないことを心の奥底で分かっていたのかもしれません。

    もしかすると、無印より前の「レジェンドオブアストルム」で千里真那がこの願いを叶えてもらったが上手くいかなかったのかもと妄想しています。

    そもそも、自分が思うままにできる世界とは何でしょうか。千里真那ならその能力で世界の全てを感知できるかもしれません。その感知した全てから計算して、未来予知とほぼ変わらないことができたのでしょう。

    しかし、自分が思うままにできる世界だと、世界の全てを感知するだけではなく、世界の全ての変数も決定しなければなりません。流石の千里真那でも扱いきれず不安定な世界が作られてしまったのではないでしょうか。この不安定な世界がRe:Dive世界の原型だと考えています。ここまでをふまえて無印よりも前の「レジェンドオブアストルム」で何があったかを妄想すると以下のようになります。

   

   騎士君は千里真那の攻撃からユイを庇って致命傷を負います。ユイは戦意喪失し、ラストバトルは千里真那が勝利する。そして、千里真那が支配したミネルヴァに命令します。

『私の思うままになる新世界を作りなさい』

    ログインしていたプレイヤーたちの魂の一部(千里真那の思うままを邪魔しない範囲)が新世界の住人として囚われた。しかし、不安定な世界を作るのに真那自身にも負担がかかり、ミネルヴァが真那の支配から逃れる。

    ユイがミネルヴァに願いを叶えてもらえるようになり、真那の願いを打ち消すような願いを言えば、囚われた魂も帰ってくるはずだったが、それを恐れた真那が「それじゃあプリンセスナイトは助からないわよ、助ける方法を教えて上げましょうか」とユイを惑わす。ユイは迷った末、真那の甘言につられ、騎士君を救うために『騎士君が「レジェンドオブアストルム」をしなかったことにして欲しい』と願う。

    つまり、“騎士君の命を救うために、救えたプレイヤーたちを救わなかった”この状況を指して、ムイミはユイに対して人々を地獄に叩き込んだと言っているのではないでしょうか。

    プリコネのストーリーは考察を楽しむぐらい好きなのですが、“〇〇の根源”この言葉だけは語彙が強くて苦手です。ユイが〇〇の根源と言われるのが嫌でそれを弁護したい 気持ちが入った妄想となっておりますが、完全な否定情報が出るまでこの路線を前提で他のことも妄想していきたいと思っています。

    次回の内容は未定ですが15章が終わった後の感想や妄想を書きたいかな。

    ここまで読んでいただきありがとうございます。