ムイミのブローチの変遷

 今回はムイミの専用装備にもなっているこのブローチが「どのようにしてムイミの手元に渡ったのか?」を考えていきます。f:id:crith999:20200904131259j:image 疑問ポイントは次の2つです。

1️⃣ いつムイミの手元に渡ったのか?

2️⃣ オクトーからムイミに渡った経緯

ムイミはオクトーから誕生日を決めてもらった時に贈られたと主張し、

オクトーはお祖母さまの形見だから贈るはずがない、ムイミが盗んだと主張している。

 無印のオクトーの立ち絵にはf:id:crith999:20200904134856j:image 少し見づらいがブローチがある(AUTO▷とセリフのあたり)。同じく無印のムイミの立ち絵にf:id:crith999:20200904134505j:image ブローチは見あたらない。(オクトー、ムイミともに時系列的に最も昔と思われる無印3章サブストーリーの立ち絵より)

 普通に考えるとRe:Dive世界に囚われた後に、オクトーがムイミに渡す。しかし、世界の記憶操作やループによる影響でオクトーは記憶を失くし、ムイミは記憶を失わなかったのですれ違いが起こったと解釈できる。

 しかし、オクトーがムイミにプレゼントを贈ることが世界にとって都合が悪いのだろうか?世界がこの記憶を消さないといけないほどのことなのだろうか?

 世界のループ起点がもしプレゼントを渡す前ならば、それは無かったことになり、渡した後ならプレゼントを渡したという事実は確定している。

 世界による記憶操作やループによりこの二人がすれ違ったというのは納得感が薄いと感じていました。

 そこでもっと違う形でオクトーからムイミの手元にこのブローチは渡ったのではないかと考えるようになりました。f:id:crith999:20200904145755p:image(ムイミキャラスト4話 より)

 ムイミの現実パートの途中なので、Re:Dive世界ではなく、まだゲームだった頃のアストルムだと分かります。ここでオクトーに注目するとブローチがありません。このブローチはオクトーのデフォルト装飾品ではありません。

 このブローチはオクトーの大切なお祖母さまの形見だと言っているが、これがRe:Dive世界での設定ではなく、実際に現実に存在している形見のブローチだと考えるとどうなるでしょうか。

 現実にある形見のブローチをスキャンしてゲーム内の装飾品として取り込んだと推測することもできます。(振袖キャルのキャラストで現実の振袖をゲームで着るという話があるので可能なはずです)

 次にムイミがオクトーから貰ったと説明している時の一枚絵がこちらです。f:id:crith999:20200904152435p:image(1部1章3話)

 二人の服装からゲーム内であることが分かります。つまり、オクトーは形見のブローチをスキャンしてゲーム内に取り込み、ムイミに贈ったと考えることができます。

 そして、Re:Dive世界が生まれる再構築にオクトーもムイミも巻き込まれます。Re:Dive世界にとってゲームだった頃の記憶は都合が悪いため除外する対象になります。(Re:Dive世界が現実だということに反するため)その結果、オクトーは記憶を失い、ムイミは超能力によって記憶を失わなかったと考えることができます。

 プレゼントを贈ったのがRe:Dive世界ではなく、ゲームだった頃にあった出来事だと考えると世界にとって都合が悪い理由が明確になり、世界の記憶操作によって二人のすれ違いが起こったと納得感が増しました。

 ここまで妄想をしましたが、ゲームだった頃というのはいつなのかという問題が残ります。なぜなら、無印のオクトーは最初から最後までブローチをつけており、プレゼントをした形跡がありません。

 しかし、ゲームだった頃というのは無印だけではありません。このブログでは無印以前にも別バージョンのVRゲームがあったと妄想しています。時系列に関しては考察妄想まとめの時系列の所をご覧ください。[考察妄想まとめページ - プリコネ考察?妄想?倉庫3章]

 2032年にミネルヴァが目覚め「レジェンドオブアストルム」というVRゲームがサービス開始する。そのVRゲーム内の最初のオクトーはブローチがない。その時の立ち絵がこちらf:id:crith999:20200904231221p:imageである。そして、ブローチをスキャンしてオクトーの装飾品としてVRゲーム内に取り込み、ムイミにプレゼントしたと考えています。

 「レジェンドオブアストルム」で覇瞳皇帝の願いにより世界の再構築がなされRe:Dive世界の原型が生まれ、オクトーとムイミの魂の一部が囚われる。囚われた二人のすれ違いは上で妄想したとおりです。

 そして「アストルム」がサービス開始され、オクトーのアバターが作成された時に装飾品のデータが残っていたので、無印では最初からブローチがついていたと考えています。

 

 今回はムイミのブローチ関連のやり取りについて考えました。その中でムイミキャラスト4話の現実パートが2032年だという推測もしました。この現実パートにヒヨリレイユイの三人の名前が出てきます。

 レイは高等部だとセリフがある。オクトーがユイのことを知っている様子なのは、同じ高校の後輩だからだと理由が説明できる。つまりユイも高校生だとストーリーから分かります。しかし、ヒヨリに関しては学校についての情報がありません。

 このキャラストが2032年という推測が正解ならばヒヨリは中学生です。これをキャラストで明言することができないので、ヒヨリについて学校関連の情報を書くことができなかったと思っています。

 

 いつもより長文になってしまいましたが、ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。考察妄想について“ここがおかしい”とか“なるほど”とか“こう考えることもできる”など何かありましたらコメントをいただけますととても嬉しいです。

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