ロストとは?シャドウとは?

    前回はハツネとシオリの親について妄想して、リダイブ世界というほぼ閉じた世界の中で矛盾が生じないように、親という存在さえも創造したのではないかというところにたどり着きました。

    他にはサレンやアキノ、アヤネの親もリダイブ世界に存在しているようです。(それぞれのキャラの発言より)

    しかし、親が存在していないキャラがいます。それがクルミです。作中ではロストという現象に巻き込まれたと解釈されているようで、親がある瞬間に消えてしまい、親に関するあらゆる痕跡も消えているというのです。他にも不自然な孤児がたくさんいるとのことから親が失踪したと単純に片付けることは出来ないでしょう。

    私は次のように妄想しました。

    VRゲームからリダイブ世界に改変された時に親という存在が創造されなかったので、クルミには親がいないのではないでしょうか。ある瞬間に消えたのではなく、そもそも親がリダイブ世界にはいなかった。だからその痕跡もないことになるのではないでしょうか。

    この親という存在が創造されるかどうかの違いは、親の情報があったかなかったかだけだと考えています。例えばリダイブ世界に改変する際、親という存在を作るためにインターネット空間を検索して、そこで集めた情報を元に親を作ったと妄想することもできます。クルミの親の情報はネット空間になかったのかもしれないですね。

    次はシャドウについてです。リダイブ世界に改変された時に各キャラの記憶も改変しないとリダイブ世界が正常な世界だと認識しないでしょう。(少なくともリアルやVRゲームの記憶は消さないといけません)その際に削り取られた記憶が完全消去されることなく残っていたものが形となったのがシャドウと考えて良いのではないでしょうか。

    だからシャドウを倒すとメモリーピースが手に入るというゲーム設計になっているのでしょう。ダンジョンはシャドウと戦いますし、アリーナもストーリー上はミネルβが作り出したシャドウと戦っているようなので、コインでメモリーピースを入手することができるのは一応納得できます。クランバトルはストーリーとの関連がよく分かりませんので妄想しようがありませんでした。

 

    次回は新ストーリーの感想かペコリーヌの新たな疑問について書きたいですね。