13章後半で気になったことその2

    前回に引き続き13章後半で気になったことについて書いていきます。

    まずはムイミのセリフとそれに対するダイゴの反応です。

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    ムイミがダイゴのことを『プリンセスナイト』と言っているにもかかわらず、それについて全く答えていません。ムイミの言う『プリンセスナイト』という意味をダイゴは全く分かってないようにすら思われます。

    ここで前作の話になりますが、ダイゴは序盤で騎士君たちに敗れアストルムにログインできなくなり、プリンセスナイトでも無くなってしまいます。そして終盤、ダイゴはアストルムに再びログインできるようになり騎士君たちの味方として戦いますが、プリンセスナイトではありません。

    今作のダイゴは前作プリンセスナイトだったダイゴが使っていた特殊な能力を使っている描写がありません。(マサキはネネカのプリンセスナイトであると公言し、バグモンスターを作るという特殊能力を今作でも使っていたと思わせる描写があります。ネネカアジトに潜入した際のムイミのセリフ参照)

    つまり今作のダイゴはプリンセスナイトではなく、前作終盤以降のダイゴとつながる存在なのだと考えることができます。

    となると問題なのはそれを知らないと思われるムイミです。前作終盤にプリンセスナイトではないダイゴとしてアストルムにログインした場面にムイミはいたので、ムイミがそのことを知らないとは考えずらいのです。

    前作のノウェム(ムイミ)と今作のムイミがつながる存在ではないのではと妄想を加速させるムイミとダイゴの会話でした。

 

    次はEDについてなのですが、その前にユイの解放演出のこのセリフを見てください。

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    ユイは初期キャラなので見たことないという人も多いのではないでしょうか?

    初期キャラなのに「やっと会えたね」と言われるとプレイヤーとしては違和感がありますが、単純にユイが久し振りに騎士君に会ったということなのでしょう。これを踏まえてEDのユイと騎士君の二枚の絵を見てください。

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    空の描写が全然違います。つまりユイと騎士君はリダイブ世界に落ちてきた時期が違うと考えられます。騎士君は目覚めたすぐにコッコロ、ペコと続きユイに会っていることから、ユイが先にリダイブ世界に降り立ち、しばらくしてから騎士君が落ちてきたという時系列になりそうです。つまり騎士君が落ちてくる結構前からリダイブ世界はあったことになります。

    結局のところ問題となるのが2人が「いつ」リダイブ世界に落ちてきたかということです。ここからは少しの妄想タイムです。

    テストプレイの最中、そこに参加していたユイがリダイブ世界を作る要因の一つとなり、そしてこの世界に降り立つ。そして前作ラストの世界改変で0.1%騎士君がリダイブ世界に降り立ち、そこで出会う二人は以前の記憶を持っていないため一緒に冒険することもほとんどない。というちょっと悲しいストーリーになってしまいましたね。

※テストプレイの存在は前作サブストーリーでムイミが発言しています。

    このリダイブ世界を作る要因が何なのか今のところは不明ですが、これがムイミから“諸悪の根源”と言われる所以なのかもしれません。ただ13章後半のムイミユイの会話を見る限り、ユイに悪意はなかったことをムイミは分かっているのだと私は感じました。

    新ストーリー追加は楽しみなのですが、自分の妄想が否定される内容だったらどうしようかといつもドキドキです。テストプレイについても妄想していることがあるので書いていきたいと思っています。