前回はカリザの使役する魔物から妄想を始め、最終的に「カリザは多種多様な記憶のかけらの集合体が実体化した者」という終着点に辿り着きました。
今回はカリザが「ゼーン」と呼んだ(2部1章9話より)
こちらのキャラの見た目から始めます。
ゼーンを初めて見たとき騎士君と似ていると真っ先に思いました。(同じ様に感じた人は多いのではないでしょうか?)そこから騎士君と関連のあるキャラの可能性が高いと考え、妄想を膨らまそうとしましたがうまく解消できない所がありました。
それはこのキャラの種族です。騎士君関連ならばヒューマンになりますが、耳が特徴的でエルフに見えたり、頭に角があり魔族にも見えます。ゼーンは何族なのでしょうか?
(用語集によると魔族の外見的特徴は二本の角と書かれており、角が少なくとも三本は確認できるので魔族とも言い切れません)
ここでカリザについての妄想を思い出してください。もしゼーンも「多種多様な記憶のかけらの集合体が実体化した者」だとしたら複数種族の外見的特徴があっても問題ないのではないかという妄想に辿り着きました。カリザとゼーンは仲間なので同じ結果になっても不思議ではないと思います。
次に「多種多様な記憶のかけら」とは何なのか?について妄想していきます。これについてはこのブログで何度か取り上げている時系列の妄想を前提とする必要があります。[考察妄想まとめページ - プリコネ考察?妄想?倉庫参照]
無印で騎士君たちがプレイしていたのは「アストルム」で、それ以前に「レジェンドオブアストルム」という別バージョンのVRゲームを騎士君たちはプレイしていたという妄想が私の自論です。
しかし「レジェンドオブアストルム」をプレイしていたと話しているキャラがほとんどいません。つまり「レジェンドオブアストルム」をプレイした記憶がプレイヤーから抜け落ちている可能性を模索しています。
例えば「レジェンドオブアストルム」の最終盤に覇瞳皇帝がミネルヴァに「思うままになる新世界を作れ」と願う。プレイヤーのゲームに関する記憶をかすめとり新世界の住人を生み出そうとする。しかし、新世界にとって都合の悪い記憶は放置され続けたのかもしれません。
その放置された記憶のかけらは一人あたりで考えれば僅かなものになるでしょう。しかし、ミネルヴァが全世界に向けて電波ジャックまでして宣伝したゲームです。数多のプレイヤーが参加し、当然プレイヤーたちの種族はバラバラで、特技・耐性など特徴も様々だったでしょう。その微量な記憶のかけらたちが寄り集まりカリザやゼーンという存在が生まれたと妄想しています。
余談になりますが、(2部1章8話より)
カリザは存在が確立して間もないので七冠のことを「ジジババの会」と言ったのかなと推察しています。また、「オレはオレだ!」と自己の存在を主張したのは、寄り集まりの存在であるがゆえの虚勢のセリフと考えています。
今回はカリザとゼーンの正体について妄想しました。今までの妄想の上にさらに妄想を積み重ねていく荒業でしたが読んでいただきありがとうございました。
次回はデレマスコラボについて書く予定です。